スタイリスト菊池京子さんが提案する旬のコーディネートをご紹介します。
今回はルーズなシルエットのショートブーツをピックアップしていただきました。
足下にラフな雰囲気を取り入れて秋のお洒落を楽しんでみませんか?
ゆるい気分を足下に
ドロップショルダーやコクーンシルエット、
オーバーサイズと、
このところずっと続いているゆる~い気分。
この秋冬は足下も、そのムードが、、、
ショールームの、棚に並んだサンプルの靴をみていて、
そんな感じがしました。
中でもこれ、"ルーズブーツ" !
そういえば、以前ルーズソックスが流行ったなあ、なんて想わせるデザイン。(笑)
素材はステア。
かなりボリュームのある贅沢なギャザーで、
触ってみると、意外にも柔らかくてソフト。
足首から甲、つま先にかけては、
フィットするよう計算されたキレイ目で、
しっかりした作り。
品や上質感がきちんとあって、
今らしいラフさ、ゆるさもある。
この相反するバランスが、ちょうどよくて
大人も履けるルーズさって感じ。
そして、
デザイン性だけじゃなくて、もちろん機能性も。
後ろのストラップに指をかけて、
着脱しやすいようになっていたり、
履いているうちに、ギャザーが落ちてきて
シルエットが変わらないような工夫がされていたり。
見えないところも、履く人のことが考えられていて、
さすが“かねまつ”の靴、安心です。
去年着ていたドロップショルダーのニット
×スキニーデニムと大判ストール。
定番な組み合わせにこそ、ルーズブーツ。
靴を替えるだけで、着こなし全体のムードが
変わります。
足下から甘さがほんのり薫るカジュアルさも、
ちょっといい。
風がすこし冷たく感じたら、
こんなスタイルで街をぶらぶらしたいなあ。